ドリーム & スリープショップ

ふとんの打直しについて。

 ★★ 「棉」の寿命 



リサイクルシステム
優れた吸湿性、保温性、復元力を持っている「もめんのふとん」
ですが、寿命もあります。5〜60sの人が、毎晩ふとんの上で、ロ
ーラーをかけているのと同じことです。一般に4〜5年おきに3〜
4回打ち直しが可能です。したがって20年ぐらい使用できま
が、ここで注意してほしい事がありす。打ち直しをすると機械で
綿の繊維をほぐして、繊維を並べ直しますが、この時繊維が短くな
ります。
打ち直しをした時点で、「タシ綿」を二割ぐらいは、してください。次
回の打ち直しで、混ざり「質」が落ちないようにします。それを過ぎ
ると植物ですので、枯れてきます。脂肪分がなくり「カサカサ」にな
り回復力がなくなり打ち直しをしてもすぐに、へたってしまいます。
「棉」の寿命の判断は、信頼できる寝具専門店に、ご相談下さい。
訪問販売などで、「よい棉」をけなして詐欺まがいなふとんを売りつ
ける悪徳商法もありますので、ご注意下さい。
 ★★ 「棉」打ち直し(リサイク
ル)



綿の見分け方



綿の見本
今日、「綿」が、資源として、見直されつつありますが、どこの家
庭にも眠っている「わたのふとん」を再利用してみませんか?。当
店の「綿デラックス仕上げ」打直しは、通常の打直しの機械ではな
く、綿を機械にかけて繊維をほぐし、「ゴミ」、「ホコリ」をある程度
取り除き 熱乾燥をかけ、ふとんの空気層を回復させ新品同様の
重さに仕上がります。また、通常は、打直しのときに、10から2
0%のタシ綿を推奨しています。タシ綿が次回の打直し時に混ざ
り、打直しの機械による綿のダメージを少なくし、復元力を保ち
ます。昔から掛けふとんを敷ふとんに。敷ふとんを座布団に直して
いきましたが、最近では、「座布団は、いらない」と言う家庭が多く
なってきましたので、残り綿は、処分して「タシ綿20%」を推奨
しています。
当店では、お客様からお預かりした綿にポリエステル等を混ぜな
いようにおすすめしています。ポリエステル等を混ぜると「軽くな
る」と思っている方がいますが、軽くなりません。逆にむやみにポ
リエステルを混ぜると「わた」本来もっている吸湿性が無くなってし
まうからです。
軽くするには、二枚敷にして薄目に作るか、ふとん専用の中芯を
いれて、軽くしています。
打ち直しは、よい綿は、新品を購入するよりはるかに割安です。だ
からと言ってすべてが割安ではありません。
良くない綿は、かえって割高になります。中綿によりますので、判
定シートをご利用下さい。直す、直さないは、別にして、使えるふと
んと、処分するふとんを区別しておくのもいいでしょう。もちろん無
料です。
★★「古い綿」と「悪い綿」



「綿」判定シート
古い綿とは、一度も直していない綿のことで、長年使用していて
硬くなってはいますが、「綿デラックス仕上げ」打直しをすれば新品
のように回復します。
悪い綿とは、すでに数回打直しをして綿の耐用年数に達したもの
をいいます。綿の脂肪分が抜けて、打直しをしても半年もすると硬
くなり膨らまなくなってしまいます。むやみに打直しをするのでなく
製造している寝具専門店に、ご相談ください。
打ち直し判定シートを上手に使って資源を大切に。当店では、判
定シートで、再利用「可」のものに限って打ち直し(リサイクル)をお
薦めいたします。
★★リサイクルの問題点★★ 今は、一方通行の商品が多く、量販店などで、安易に低価格の
商品が、出回っています。売っぱなしの商品(一方通行の商品)が
多くリサイクル出来ないものが大半です。これが、ゴミの増加の一
因になっていて、「ふとん」が粗大ゴミのbPになっています。
寝具専門店のシェアがふとん流通の20%を割っている今日、通
信販売、量販店等のリサイクルに対する積極的な取り組みが必
要だと思います。また、消費者も再利用品の使用を積極的に進
め、リサイクルに対する意識を、高めていただきたいと思います。
    
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