紫のふとん

紫のふとんと、練馬石薬師の健康のお守りをセットにしたふとんもあります。 紫寝具の由来 古来より紫色は、優雅、高貴、神秘、永久などを象徴する色として、洋の東西を問わず、位の高い人の服として用いられてきました。 また、一説によりますと紫色を身につけると熱をさますと信じられ、歌舞伎でも有名なあの助六の鉢巻など、病に伏せるひとへのお見舞いとして、紫の鉢巻が贈られたそうです。そのようなことから今でも紫いろは、さめ易い、そこから熱もすぐさめる・紫色の下には、虫が寄らない、だから病気の虫も寄り付かないと言うように無病息災・延命長寿・最後まで人の世話にならないで大往生ができると伝えられ健康と長寿、幸福の招来に願いを込めて、特に高齢の方への贈りものとして用いられていました。 60年に1回の釵釧金 辛亥の年に身につけるとより効果的とされ、1971年には、大ヒット商品で、大変喜ばれたそうです。 今日では、ご苦労なさってきたご両親、お年寄りに親孝行の印のとして紫の寝具を贈るというものです。